「脱いでください」 幻水1:1主セツナとルックの場合 「いいけど、高いよ?」 「…………」 「あとそれなりの舞台を用意してもらわないと」 「…………」 「きらびやかにデコってある踊り台と銀のポールは必須」 「…………」 「スポットライトはもちろんピンクね。BGM選択も間違えないこと」 「…………」 「たぶん、俺が出るだけで数百万の売りは固いね、こう、パンツのゴムんとこにおひねりの札がみっちり詰まってる感じ」 「…………」 「…………」 「……………………」 「……そろそろマイスウィートの視線で氷が出来そうだから黙りまする」 「…………視線に温度があるなら、きっと今はすべての分子が運動を止めてるね」 「絶対零度!?」 ** 「そんなに冷たくなくても……!」 「脱いでください」 幻水4:4主サイハとシグルドの場合 「? 上だけでいい?」 「え? あっ、あー……止める間もありませんでしたね……」 「あれ? 脱いじゃだめなの?」 「いや、駄目というわけでは……あ、やっぱり駄目です。着てください」 「?? 分かった」 「ていうかいつも思ってたんですけど、サイハさま、脱ぐの、早いですよね」 「んー、そう?」 「お風呂ご一緒させてもらったときとか、他の人より早く脱ぎ終わってますし」 「そっかな」 「俺が遅いだけ、っていうのもありますけど」 「シグルドは動作が丁寧なんだと思うよ」 「そうですか?」 「うん。なんか、何やってる姿見ても丁寧だなーって思う。だから、ちょっと乱暴な仕草とかみるとどきっとする」 「それは良いことを聞きました」 ** 素直に脱いでくれた4様。 「脱いでください」 幻水TK:TK団長レッシンとリウの場合 「はぁあ!? いきなり何言ってんの? どんな変態?」 「脱いだ」 「お前も何やってんのっ!? つかなんで下だけ?」 「脱げってお題だろ?」 「そうだけど、何素直に従ってんの!? ああもう、ぶらぶらさせんなバカッ!」 「男なんだからぶらぶらしてるだろ。いいからほら、リウも脱げ」 「いやだよ! オレ露出狂じゃねーもん」 「なんだよ、オレが露出狂みたいに言うなよ」 「そうだろうが、実際っ! 早く服を着ろ!」 「嫌だ」 「なんで!」 「これからリウが脱げば、着る必要がなくなる」 「――ッ、ぜってー脱がない!」 ** 団長、せめてあっち行ってやってください。 「お気に入りの場所を教えてください」 幻水1:1主セツナとルックの場合 「コクウんとこの城の屋上の隅」 「自分の部屋」 「…………」 「…………」 「ルっくんの引きこもり」 「黙れ、根暗」 「…………」 「…………ごめん、謝るから泣かないでよ。うざい」 「慰めながらトドメ刺すとか、ルっくん相変わらず高度なことするね」 ** ※この二人はこれでもそれぞれ一番の仲良しさんです。 「お気に入りの場所を教えてください」 幻水4:4主サイハとシグルドの場合 「無人島の海岸」 「無人島、ってあの?」 「うん。漂流して、困ってたけど、でも、なんか好き」 「砂浜も海も綺麗ですよね、あそこは」 「たぶん、何の用事もなかったら一日中あそこでぼーっとしてられる」 「……すみません、それはちょっと、止めさせていただきます。俺が用事作りますから」 「? シグルドの用事ならもちろん優先させるけど。で、シグルドは?」 「俺ですか? うーん、そうですね、俺たち海賊はあまり一所に腰を落ち着けたりしませんし……最近で言えばあれですか、サイハさまの部屋とか、お気に入りです」 「おれの?」 「ええ。個人の部屋ってそこで生活しているひとの色がどうしても濃く表れるでしょう。だからサイハさまの部屋は安心しますね」 「うーん、何もない部屋だけどなぁ」 「もちろん、部屋の主がいらっしゃる状態で、が絶対条件ですけど」 ** 4様は無人島で、捕まえたカニをパキッ、ムシャァッしてそう。 「お気に入りの場所を教えてください」 幻水TK:TK団長レッシンとリウの場合 「オレはあれだな、城の裏の湖の側。日もほとんどあたらなくて涼しいし、適度に静かだし」 「あー、あそこな。ありゃあいい場所だよな。昼寝するのにちょうど良い」 「オレだけの秘密の場所だったのに、なんだってお前は見つけるかな」 「オレがリウのいる場所を探せないはずがないだろ」 「……ああ、そうですか……」 「…………オレ、邪魔か? 邪魔なら行かねぇようにすっけど」 「あ、いや、そーじゃなくて! 邪魔とかありえねぇから! むしろレッシンいた方が落ち着くから別に問題はない、っつか……あれ、オレ今、何言った?」 「オレが喜ぶ台詞だったのは確かだな」 ** 勢いで言うつもりのなかった本音を暴露するタイプ。 ブラウザバックでお戻りください。 2012.01.14
リウは団長を好きすぎるよね。 |