「プロポーズの言葉」 幻水1:1主セツナとルックの場合 「僕のアフロディーテ、君がいなければ僕の人生は暗闇に包まれてしまう。どうかこの哀れな男の行く道を君という光で照らし続けてくれないか」 「…………」 「君が輝き続けることができるよう、僕の一生を君に捧げさせて欲しい」 「…………」 「僕を君の愛の奴隷にしてください」 「…………」 「…………」 「…………一生こき使ってあげる」 ** ノーコメントで。 「プロポーズの言葉」 幻水4:4主サイハとシグルドの場合 「……プロポーズって『結婚してください』って言うことじゃないの?」 「ええ、まあ端的に言えばそうですけど、ほらいろいろ表現の仕方もありますし」 「おれ、それ以外は言えないけど……」 「俺はそれで構いませんよ、サイハさまらしいと思います」 「……ええと、おれがシグルドにプロポーズする、ってこと?」 「……サイハさま、俺以外の誰かににプロポーズする予定がおありで?」 「…………いいえ、ナイです」 ** シグルド顔、怖い。 「プロポーズの言葉」 幻水TK:TK団長レッシンとリウの場合 「あープロポーズ? リウにすんのか?」 「別にオレ相手じゃなくてもいいけど」 「お前以外の誰にしろっつーんだよ」 「いや、お前が聞いてきたんじゃん……」 「リウへのプロポーズだな? だったらあれだ、『結婚するぞ』だろ」 「……しようか、とか、してくれないか、とかじゃねーのか」 「だってリウ相手だろ? 絶対ぐちぐち言うに決まってるからな。本気で嫌がられない限り突っ走るって決めてる」 「…………まあレッシン相手なら本気で嫌がることもねーよ」 ** あるいは団長なら「したから」と結果を報告してきそう。 「一日だけ神様になれるとしたら何の神様になりますか」 幻水1:1主セツナとルックの場合 「ふはははは、泣くがいい、叫ぶがいい、我は闇と混沌を従えし者、生けとし生ける者すべてに絶望と終焉をもたらす破壊神なるぞっ!」 「…………言ってて恥ずかしくないの」 「俺の辞書に『羞恥心』という言葉はない」 「節操と自制と謙虚と知性もないよね」 「ルックの辞書には遠慮と思いやりがないよね」 ** にっこり笑って言った後に風の紋章と生と死の紋章を最大威力で発動させかけたふたりを、 2主が泣きながら止めたそうです。 「一日だけ神様になれるとしたら何の神様になりますか」 幻水4:4主サイハとシグルドの場合 「神様……」 「また、あれですね、本当に唐突な……」 「唐突じゃないお題ってない気がする」 「ええ、まあそうですけど……。じゃあ俺は身近なところで海の神にしておきます」 「航海を助けるやつ?」 「ええ。島生まれの島育ちに、海は切っても切れない場所ですし」 「そうだね。おれも一回漂流してるし、あれもきっと海の神様が助けてくれたんだろうな」 「ああ、そうかもしれませんね」 「シグルド、海の神様になるなら、次におれが漂流したときにしてね。そうしたらきっとまた無事だろうから」 「……サイハさま、普通はそう何度も漂流はしません」 ** 4様、小さいときにも一回流されてますよね? 「一日だけ神様になれるとしたら何の神様になりますか」 幻水TK:TK団長レッシンとリウの場合 「はぁ……また突拍子もないお題だな」 「神様ってひとりじゃねぇの?」 「いやほら、豊穣の神とか美の女神とかいろいろいるからさ」 「ふぅん。じゃあオレはあれだな、畑と羊を守る神」 「ああ、シトロじゃ一番よく聞く神様だもんな」 「一日でも守れたらなんか違うだろ。リウは?」 「オレ? あー……まあそうだなぁ、学問の神とかかなぁ。それでもうちょい頭に知識が入ってくれりゃ助かる」 「もう十分なんじゃね?」 「いや、オレじゃなくてレッシンの頭に」 「オレかよ」 ** 馬鹿ってわけじゃないんですけどね。 ブラウザバックでお戻りください。 2014.06.03
2主もまた書きたいですね。 |