「突然のマヌーサ。
 自分が一番恐れているものが見えると言いますが、あなたには何が見えましたか?」



エイトの場合


「空」


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長時間直視したらたぶん、狂う。






ヤンガスの場合


「そうでげすね……、怒り狂ったゲルダでげすか」


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怖いと思いながらも、可愛いなぁ、と思ってたりして。






ゼシカの場合


「……リーザスの塔の中で兄さんが倒れていたシーン、かな。思い出したくもないわ」


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兄貴を越える存在にはいまだに出会えてないらしいです。






ククールの場合


「あー、人ごみだな、たぶん。オレはそこにいるのに、皆素通りしていくの。声かけても誰も振り向かない」


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自分の存在を無視される恐怖。






トロデ王とミーティア姫の場合


「呪いをかけられた我が城じゃな。怖いというよりも、何も出来なかった自身が情けなくなってくるわい」

「ミーティアはエイトだと思いますわ。エイトは昔からそう、確かに目の前にいるのに全然違うところを見ていて、いつかふらりと煙のようにいなくなりそうで、とても怖い」


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ただ、「怖い」と言ったところでそれがエイトには理解されないだろうことも、姫は分かってらっしゃいます。




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2007.08.23













拍手お礼小ネタ第二十三弾。
笑いもなく。これも一日だけのお礼。