「もしドラ○もんの道具が一つだけ貰えるとしたら何を選びますか?」 エイトの場合 「……い、」 「い?」 「一個じゃないと、ダメ?」 「駄目。そういう質問だもの」 「む、」 「む?」 「無理だよ、あれだけいっぱいあるのに。一個だけって!」 「確かに、多いでげすな。全部知ってる奴ってほとんどいねぇんじゃねえでげすか?」 「でもほら、大体の人間が知ってる道具ってあるだろ。『どこでもドア』とか『タケコプター』とか」 「あー、いいなぁ、そのどっちも欲しい……。『モーゼステッキ』とかもいいよなぁ。海、割れるやつ。『ミニドラ○もん』とか可愛くていいし、『空気砲』とか『雲かためガス』とか『神さまセット』とか……」 「だから一個だけだって言ってるじゃない」 「そこまでスラスラ道具が挙げられるのもどうかと思うぞ」 ** 猫型ロボネタ。 ヤンガスの場合 「アッシは動物と話せるやつが良いでげすね、なんとかコンニャクとかいう」 「『ほんやくコンニャク』!」 「それでげす」 「あ、それオレも欲しいな。是非」 「え? ククールそんなに動物好きだったの?」 「いや、っていうか、エイトに食わす」 「…………無駄だと思うわよ、あの子の言動は四次元どころじゃなくて異次元だから」 ** 翻訳されない。 ゼシカの場合 「そうね、『きせかえカメラ』かな」 「ああ、服の絵を入れて写真取るとその服に着替えられるってやつな」 「服を買わなくても済むし、いろいろなデザインのが着られるじゃない」 「確かに、女の子はそういうの好きそう」 「アッシにゃ必要ねぇでげすな」 「…………な、ククール、あれって、確か絵を入れずに写真取ると裸になるんじゃなかったっけ?」 「それは是非試してみ」 「メラゾーマ」 「…………どうしてククールの野郎やエイトの兄貴は、こうなることを学習しないんでげすかね」 「馬鹿だからでしょ」 ** 呆れ気味ヤンガス。 ククールの場合 「『たずねびとステッキ』」 「何、それ。そんなのあったかしら?」 「地面に突きさすと探してるものがある方向へ倒れるやつ。それでラプソーンを探す」 「……何つーか、アッシたちの冒険を根本から否定してる気がするでげす」 「じゃあ『ひらりマント』」 「確かにあれば便利だけど、可愛げも夢もない答えね」 「悪かったな、オレの存在自体から可愛げと夢を見出してくれ」 「あはは、無茶言うなよ」 「…………エイト、笑顔で否定するの、止めろ」 ** 役に立つものばかり。 トロデ王とミーティア姫の場合 「『ビッグライト』じゃな」 「……トロデのおっさん、一つ言っておくでげすが、いくら背が高くなっても顔はそのままでげすよ?」 「どういう意味じゃ、ヤンガス」 「っていうか、その姿で巨大化って想像すると今より怖い」 「………………っ」 「エイト、泣いちゃ駄目」 「……ミーティア姫はどうだ? 何が欲しい?」 「ドラ○もんそのものを」 「…………姫、あの、道具を一つだけという」 「あら、だってロボットは人間の道具でしょう?」 「……まあ、否定はしねえでげすが」 「あれだけ自我をもつロボを道具だと言い切るのか」 「さすがお姫さま。一つを選べずに悩みまくった一兵士とは違うわね」 ** きっぱり迷いなく。 姫なら奴を使って世界征服くらい軽くやってのけるでしょう。 ブラウザバックでお戻りください。 2007.10.26
拍手お礼小ネタ第三十四弾。 この形式の小ネタはこれで終了。 |