「もし目の前で仲間たちが崖から落ちそうになってたら誰から助けますか?」


 エイトの場合


「問答無用でゼシカ。野郎二人は自力で這い上がって来い。つか、ヤンガスはそう何度も崖から落ちそうになるなよ」
「め、面目ねぇ……って兄貴、たとえ話で怒らねぇでくだせぇでげすよ」
「エイトー、オレ、一人で登れる自信がないー」
「胸を張って言わないでよ、情けないわね」


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ちょっと思いついたので小ネタに回してみる。






 ヤンガスの場合


「ここはやっぱりゼシカのねえちゃんでがすな。次は、兄貴には申し訳ねぇが、ククールの野郎でがす。奴の非力具合はよく知ってるでげすし」
「さすがスキル人情ね」
「オレうっかりヤンガスに惚れそうだ」
「……やめとけ、ククール。そういう冗談はヤンガスには通じないから」


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側でドン引きしてるヤンガス。






 ゼシカの場合


「崖の下に向かってメラゾーマかイオナズンね。爆風で飛びあがれるでしょ」
「ゼシカのねえちゃん、アッシら、それ、多分、死ぬ……」
「崖にヒャダルコで足場作ってくれ、頼むから」
「みんなで一度に助かるか、みんなで一度に死ぬかどっちかだな」


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両極端。






 ククールの場合


「そりゃゼシカだろ。当然。ていうか、ヤンガスをオレの力で引き上げられる自信はない」
「だからそういうことを胸を張って言わないでよ」
「ゼシカのねえちゃんみたいに魔法を使ったらどうでげすか? バギとか」
「ヤンガス、それは却下だ。ククールのことだから、器用に俺だけ遠くに吹っ飛ばすに違いない」


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エイトさん被害妄想。でも八割正解。




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2009.05.05
















久しぶりにこの形式のお題に戻ってきたころ。