「もし願い事が一つだけ叶うとしたら何を願いますか?」 エイトの場合 「一度でいいからホームランバーで当たりを出してみたい!」 「……お前、本当にそんな願いでいいんだな?」 「じゃあよっちゃんイカの当たり」 「この間出してたじゃない」 「どんぐりガム」 「兄貴、そもそもどんぐりガムそこまで好きじゃないでげしょうが」 「えーっと、じゃあ、じゃあ!」 「エイト、一つだけだからな」 「………………記憶、返して」 ** 本音。 ヤンガスの場合 「うーん、そうでげすね、昔ゲルダに女神の涙を渡せなかったことがまだ悔しいでげすから」 「なんかもう、ほんと、ヤンガスって素敵よね」 「これで顔さえ良ければな」 「あと腹が出てなければな」 「………………」 「あの二人は後で私がメラゾーマしておくから、ヤンガス泣かないの」 ** ピュアハート、ヤンガス。 ゼシカの場合 「そう、ね……兄さん、かな。でももし兄さんが殺されなかったら、きっとエイトたちにも出会えなかったのよね。それはそれで寂しい」 「たとえゼシカが俺たちのことを知らなくても、俺はゼシカがどこかで笑っててくれた方が嬉しいよ?」 「ありがとう、エイト」 ** 今は今で楽しいんですけどね。 ククールの場合 「オレ、あんまりああしたい、こうなってほしい、っていうのないんだよなぁ。願ったところで叶わないの分かってるし」 「相変わらず可愛げのねぇ野郎でがすな」 「現実主義すぎるのよね」 「合理主義と言ってもらいたいな。無駄なことは考えないほうなんで」 「女のことを考えるのは無駄じゃねぇ、と」 「当たり前だろ」 「言いきったわよ、この男」 「なんというか、相変わらずな野郎でげすな……」 ** ヤンガスの最後の言葉は、「相変わらず本音を言わない」という意味もあります。 トロデ王とミーティア姫の場合 「そりゃもちろん城にかけられた呪いを解いてもらうのぅ。すればわしはこんな旅をせずとも、エイトたちの帰りを城で待っておればよいわけじゃ」 「トロデのおっさん、今だって別に城で待ってて貰ってもかまわねぇでげすよ?」 「まあその姿だしな。魔物だらけの城にいても問題はない……ッ、……エイト、何でオレだけ殴る?」 「姫殿下は如何です? 何か叶えて欲しいことはございますか?」 「そう、ですわね…………サザンビーク、……」 「サ、サザンビークをどうする気なの?」 「……でもやはり、ここは……世界を……」 「規模が広がってるぞ」 「馬姫様?」 「………………いえ、やめておきましょう。そうですわね、ミーティアはお父様と同じ願いですわ。女とはいえミーティアも国を治める血筋に生まれたもの。第一に考えることは国民のことですから」 「姫殿下、素晴らしいお答えです」 「…………私、言い掛けて止めたことの方が気になるんですけど」 「姫様、あれは本気の眼をしてたよな」 「あっさり無視してる兄貴がすげぇ」 ** 姫………… ブラウザバックでお戻りください。 2009.05.05
エイトさんがどんぐりガムを苦手なのは、飴なのガムなのどっちなの、と思うかららしいです。 「噛むタイミングが分からない!」って言ってた。 |