獄卒……地獄で罪人を苛める鬼のこと。


エイト
 鬼と竜の間に生まれたハーフ鬼。純粋な鬼より角と耳が長い。両親が常にラブラブで家に居づらく、さっさと家を出るため地獄にてアルバイト中。属している地獄はなく、どこでも雑用をやっている。一応正規な獄卒としての雇用を目指している、らしい。
 基本的にちゃらんぽらんなので役に立っているかは怪しいところ。怒ると火を吹く。

ククール
 等活地獄獄卒。獄卒になって日は浅いが、現世のことも含め知識は豊富。罪人を痛めつけることに興味はなく、いかに効率よく仕事を進めるかということを常に考えている。八熱地獄生まれのくせに暑いのが苦手で、地獄内にいるだけでのぼせるため冷えピタが欠かせない残念なイケメン。
 地獄内部はどこも熱気がすごいため、髪が傷むのが目下の悩み。

ユーリ・ローウェル
 もとは衆合地獄の獄卒、現在は食堂のお兄さん。衆合地獄にいる男獄卒を束ねていたが、獄卒に向いていないと思い辞意を申し出たところ、だったらと閻魔庁食堂の厨房を任された。面倒見が良いため、今でも衆合地獄の獄卒たちには慕われている。
 お残しは許さない、というわけではないが、頻繁に残すと拗ねられる。

フレン・シーフォ
 大叫喚地獄の獄卒。次期官吏候補、いまも実質的にはほぼ官吏と同じような仕事をしている。リーダーシップに溢れ、ほかの地獄の獄卒からもよく相談事を持ち込まれている。幼なじみのユーリを無理矢理獄卒に誘ったことを少し後悔していたが、天職を見つけてくれたようでほっとしている。当然食事は三食食堂へ。
 罪を許さない正義感溢れる青年なので、罪人には一番容赦ない。

奥村燐
 新入獄卒、まだ属する地獄はなく雑用をしている。双子の弟と一緒にいる時間が減るのがいやで頑張って獄卒になった。西洋悪魔の血が入っているため鬼といっても角はなく、代わりに尻尾がある。青い炎は地獄の炎と相性が悪いため極力使わないようにしているらしい。掃除と釜茹でが得意なので、等活地獄を希望。
 釜の九十九神や不喜処の動物たちとなぜか仲がいい。

奥村雪男
 阿鼻地獄の獄卒。知識も豊富で残忍、冷徹であるため彼もまた官吏候補とされている。が、その実態は兄以外を眼中に入れていないただのブラコン。獄卒になったのは愛しい嫁を養うため。燐が等活地獄を希望しているので、そちらに移動願いを出している。兄と同じく角はなく、尾を持つ悪魔とのハーフ鬼。
 八寒地獄のほうが似合ってそう、という冗談にはガチ切れするらしい。






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2014.04.01
















「名前がカタカナなのに日本の地獄にいるのはおかしい」というツッコミは心のなかでお願いします。
あと、「鬼灯の冷徹」面白いです。