◆◇◆恋人たちに50の質問◆◇◆ (青エク:雪燐) |
---|
※原作軸、いろいろ解決して高三になった奥村 Q01:まずは軽く自己紹介して下さい。二人のお名前は? 「奥村燐です」 「奥村雪男です」 Q02:性別を教えて下さい。 「男」 「です」 Q03:生年月日と血液型を教えて下さい。 「十二月二十七日。血液型、俺はA」 「僕はOです」 「お前、Oって言ったらたいていのひとに驚かれるよな」 「兄さんと逆でしょ、って言われるよね」 Q04:二人の身長は? 「173センチ」 「僕は180。だけど春に測ったやつだから、少し伸びてそう」 「なあ、俺悪魔だけど、身長って伸びる?」 「……気合入れれば伸びるんじゃない?」 「くっそ他人事回答をどうも」 Q05:その身長差、(色んな意味で)ちょうど良いですか? 「兄貴よりでかい弟ってのは納得いってない」 「そう言われてもねぇ」 Q06:馴れ初めを教えて下さい。出会ったのはいつですか? 「…………生まれる前?」 「前もそう答えてたよね。まあ僕ら双子だからそれ以外答えようないんだけど」 Q07:初対面のシチュエーションは? どんな場所で会いましたか? 「答えづらいなぁ。羊水の中とかって返答は期待されてないことだけは分かる」 「まあカップル用の質問だしな。双子の兄弟で答えてる俺らが悪いんだろ」 Q08:お互いの第一印象は? 出会った時に、恋人になると思ってましたか? 「第一印象っつーか、ちっちぇえころの雪男はほんとよく泣いてたから、俺が守んなきゃなーってずっと思ってた。今でも思ってる」 「……小さい僕にとって兄さんはヒーローだったよ。たぶん、まあ、今でも」 「恋人になるとは思ってなかったけどな!」 「そんなこと考えるより前に、ほかにもいろいろ考えなきゃいけないこと多かったしね」 Q09:恋の対象として意識し始めたのは、いつ頃からでしたか? 「……二次性徴に入ってくらいからかな。異性への興味がないわけじゃなかったけど、兄さんが僕じゃない誰かに特別な感情を抱くのは嫌だなって思ったのがきっかけ」 「俺は、うーん……たぶん、お前に言われてからかなぁ。双子だし、ずっと一緒にいるのが当然だって思ってたし。そうじゃないって言われて、頭真っ白になった」 Q10:片思い中に、相手に何かアプローチはしましたか? 「アプローチできるだけの精神的余裕はなかった。自分のことでいっぱいいっぱいで」 「俺も。もっとお前のことを見て、考えて、話せば良かったって、今でもめちゃくちゃ後悔してる」 「僕も。せめてこれからはたくさん話したいとは思うけど」 「難しいかもなぁ。俺らだし」 「ねぇ。そう簡単には変われないよね」 Q11:付き合い始める前に『もしかして相手からアプローチされてるのかな?』と思うような事は有りましたか? 「うぅん……こいつ、甘えにきてんな、ってことはあったけど。主に家事関係で」 「あれ、ばれてた?」 「俺が、雪男に甘えられるの弱いって分かっててやってんのも分かってるんだけど、弱いもんは弱いからつい甘やかしちゃうんだよなぁ」 「兄さん、ほんと、無駄に僕を甘やかすのやめたほうがいいと思うよ?」 「お前が言うな」 Q12:付き合い始めるのに告白は有りましたか? 有った場合、どちらから告白しましたか? 「告白、あったか?」 「なかったと思う。気づいたらなんか、こうなってた」 「すげぇふわっとした感じだな……」 Q13:告白の言葉を教えて下さい。(告白が無かった場合、今考えて答えて下さい) 「一生そばにいてね」 「当たり前だろ」 Q14:正式に付き合うようになったのは、会ってからどのくらい経ってからですか? 「兄弟以上のことをするようになったのは十五のときからだよな。高校入ってすぐくらい」 「十五年越しって言うとなんだか盛大なラブストーリィに聞こえるね」 「ただ、一緒に生まれたってだけの話だよな、俺らの場合」 Q15:二人が付き合いだしたのは、何月何日だったか覚えていますか? 「正確には覚えてない」 「そもそも、正式に付き合いだした日ってのはない気もする」 Q16:付き合うまでに、恋の障害(恋敵や家族の反対、性差別、年齢差等)は有りましたか? 「そりゃまあ……」 「障害だらけだよね、僕ら」 「男同士、実の兄弟、悪魔と人間……」 「破ってないタブーを探すほうが難しい。笑っちゃうよね」 Q17:今、付き合いはじめてからどのくらい経っていますか? 「んと、二、三年くらい?」 「正直、魔神とかイルミナティのことが片付くまでは、やることやってたけど、恋人みたいな優しい感情が少しでもあったかって言われたら微妙なんだよね」 「だから、あれが片付いたのが高一の冬とかそれくらいだったろ。そっからだと二年くらい」 Q18:二人に質問です。お互いの家に行った事は有りますか? 「同じ家ですがなにか」 「雪男、もうちょっとこう、答え方とかあるじゃん……」 Q19:二人に質問です。家族や周りの人達は二人が付き合ってる事を知っていますか? 「セックスまでしてることはたぶん知られてない、と思いたい。兄弟に対する執着を超えてることは知られてると思うよ」 「あんま隠さないしな、俺も雪男も。さすがにエッチしてることばれたらやばいかな」 「どうだろうね。笑われるくらいじゃないかな。それにたぶん、フェレス卿にはばれてるよ」 「あ、やっぱり? そんな気はしてた」 Q20:普段のデートはどんな所に行っていますか? 「……にこマ?」 「それは普通に食料や日用品の買い出しだね」 「でもだって、デートって改めて行かないじゃん、俺ら」 「まあそうだけど。じゃあ、今度どっか行く?」 「……メッフィーランドとか?」 「それは僕と行くより、みんなで行ったほうが楽しいんじゃない?」 「それはそれで楽しいだろうけど、雪男とふたりでも行ってみたいぞ、俺は」 Q21:デートのプランはどっちが立てる方ですか? 「プランを立てるなら僕。兄さんにそういうことできないの知ってるから」 「立てたプランをめちゃくちゃにするのが俺だもんな」 Q22:何日に一回くらいの割合でデートしてますか? 「最近俺もぽつぽつ祓魔の仕事が入ってきてるからなぁ。雪男はもともと忙しいやつだし」 「高校の授業もあるし受験も考えなきゃだしねぇ」 「な? 忙しそうだろ? だから、できるだけ家ではゆっくりできるよう、気を使ってんだよ。すぐ風呂入れるようにしといたり、雪男の好きなもん作っておいたり」 「ありがとう。修道院出てから、兄さんの嫁スキルがぐんぐん上がってるよね」 「お前限定スキルだけどな」 Q23:待ち合わせに使う『いつもの場所』ってありますか? 「いつもの、ってほどの場所はないよね」 「まあ、どこ行って何するかで待ち合わせ場所決めてるし」 「同じ家に住んでるから、そもそも一緒に出掛けることも多いしね」 Q24:バイバイを言ってから、実際に帰路につくまで(離れがたくて)何分くらいの時間を要しますか? 「離れがたいなら離れなければいいじゃない」 「……だからって、終わったあとずっと突っ込んだままでいるのはどうかと思うぞ」 「うん? なんの話?」 「分かってて言ってんだろお前」 Q25:会えない時は、どうやって連絡をしていますか? 「え、普通にスマホで」 「僕、兄さんからのライン読むの、結構好きなんだよね。前までひらがなだったのが漢字になってたりするから、ああ覚えたんだなって思う」 「……お前は俺のおかーさんか」 Q26:会えない時の連絡はマメにしていますか? 「俺はしてる。こいつはしない」 「兄さんの場合はほとんど業務連絡じゃない。飯どうするんだとか、いつ帰るんだとか」 「大事だろ、そこは! つか聞かれなくても最初から連絡しとけ! いろいろ準備とかあんだろーが!」 Q27:初めてのキスは何回目のデートでしたか? (未経験の場合は、この質問に対する感想を述べて下さい) 「デートらしいデートの経験がないからなぁ。デートする前にキスは済ませてた」 「つか、キスだってもしかしたらチビのころにやってそうじゃね? 俺ら」 「あー……否定できないな……」 Q28:ファーストキスのシチュエーションは? (未経験の場合は、希望を述べて下さい) 「寮の部屋だったな。電気もつけないまんまで、食われてんのかって勢いのキスされた」 「八つ当たりに近かったからね」 Q29:二人それぞれに、ファーストキスの感想を述べて下さい。(未経験の場合は、想像してみて下さい) 「なんでキスされてんのか分かんなかった」 「僕も、なんで自分がこんなことしてるのか、よく分かってなかったよ」 「え、分からないまま俺、食われたの?」 「分からないままでも受け入れてくれたのは兄さんでしょ」 Q30:二人はケンカをした事が有りますか? 「いつもしてる」 「高一のときのはひどかったな……」 「あれをケンカってカウントするのは……いや、ケンカか。兄弟ゲンカだったね、あれ……」 「あれ以降もちょいちょいケンカはしてるよな」 「まあしないよりはしてるほうが健全だと僕は思うよ。仲直りできないほどのケンカじゃないし」 Q31:ケンカをすると、どうなりますか? (怒鳴るとか喋らないとか殴るとか) 「兄さんは尻尾でばしばし壁とか、家具を叩いてる」 「雪男は基本しゃべらなくなるよな。んでも、俺ががーって怒鳴ったら、切れて怒鳴り返してくる」 Q32:謝るのはどちらからですか? 「……だいたい俺じゃね?」 「いや僕でしょ」 「俺のほうが先に謝るの多いって」 「僕だと思うけどなぁ」 「いいや、絶対俺んが、」 「ねえ、不毛だからやめようよ……」 Q33:彼に質問です。彼女が他の男性と何をしたら『浮気』ですか? 「どっちも彼なんだけど、んじゃ俺から答えるか。うーん、ふたりっきりで遊びに行ったら、とか?」 「ご飯を食べに行くのは?」 「えー……それも微妙だなぁ。仕事の打ち合わせとか打ち上げとかならまあ、分からなくもねぇし、できれば事前に言っておいてほしい。あとから聞かされると、なんかやましいことでもあったのかよって思う」 「OK、分かった。今後もしそういうことがあったら、兄さんに伝えてからにするね」 Q34:彼女に質問です。彼が他の女性と何をしたら『浮気』ですか? 「……目を合わせて会話して笑いあったら?」 「心狭すぎるだろ、お前」 「冗談だよ。僕もだいたい兄さんと一緒かな。そういう気持ちがあるのかなって思われることは避けたほうが無難だよね」 「変なことじゃなけりゃ、ちゃんと話せるだろうしな」 Q35:二人それぞれに質問です。浮気した事は有りますか? 正直に答えて下さい。 「ない」 「ないです」 Q36:彼から彼女にイベント(誕生日やホワイトデー、クリスマス等)プレゼントは何をあげますか? 「俺、金ないからあんまり高いもんはあげられてねぇけど。ケーキ作ったりはする」 「気になってたんだけど、料理するひとからしたらご飯作るのもお菓子作るのも似たような感じなの?」 「うーん、俺はちょっと違うかなぁ。飯って生きてくのに絶対必要じゃん。でもお菓子って別になくてもいいじゃん。だから、こう、気持ちがちょっと違う」 「……分かるようで分からない……」 Q37:彼女から彼にイベント(誕生日やバレンタイン、クリスマス等)プレゼントは何をあげますか? 「遊園地のチケットとか、防寒具一式とか、ちょくちょくプレゼントはしてるよね。あと課題とか」 「それはプレゼントじゃない……」 「そう? 兄さん泣いてくれてたじゃない」 「それは確実に喜びの涙じゃねぇよ」 Q38:彼に質問です。彼女から欲しいプレゼントは何ですか? 「雪男から? あー、いや、別に……うぅん……しいていえば、ちょっと性能のいいオーブンレンジ……」 「あれ? うちにあるレンジ、壊れてる?」 「や、温める分には問題ないんだけどな。オーブン機能があんまりよくなくて、焼き加減にむらが出る」 「へぇ。いいよ、今度見に行こうか」 「まじで!? やった!」 Q39:彼女に質問です。彼から欲しいプレゼントは何ですか? 「欲しいものや必要なものはたいてい自分で買うから、別に兄さんからもらわなくてもなぁ。……あ、一個思いついた」 「へぇ、なに?」 「べたべただけど、おそろいの指輪とか。ネックレスとか時計とかでもいいんだけど、っていうか僕が買うから一緒につけてほしい」 「ほんとベタなこと言うなぁ。雪男、そういうの好きだっけ?」 「好きか嫌いかで言われたらたぶんどっちでもないんだけど、兄さんに対する独占欲はある」 Q40:イベント日(誕生日やバレンタイン、クリスマス、付き合い始めて1周年等)は、必ず何かする方ですか? 「できるなら毎年ちゃんと何かしたいと思う」 「それはどれに対して?」 「全部。付き合い始めて、とかは日付分かんねぇからあれだけど、バレンタインとかクリスマスとか誕生日とか、特別な日に雪男と特別なことしたい」 「……そうだね、僕もそうしたいよ。ただ僕らの場合、誕生日とクリスマスはごっちゃになっちゃうかもだけど」 「それなー」 Q41:彼に質問です。彼女の手料理を食べた事は有りますか? 「ゆき、お、の、りょう、り…………?」 「なんで片言なんだよ。ないでしょ、作ったことないんだから。僕はあります。っていうか、僕の身体の九割は兄さんが作った食事でできてます」 「お前、最近はガチでコンビニ弁当とか総菜とか嫌がるようになったもんなぁ」 「だってくちに合わないものを無理して食べたくないもの」 Q42:彼女に質問です。彼に食べさせたい自慢の料理は何ですか? 「あ、こないだのあれおいしかったよ、鮭あげたやつにタルタル乗ってるの。また食べたい」 「刺身用の鮭使うやつな。オッケー、鮭安い日に作るわ」 Q43:二人に質問です。お互いのどこが好きですか? 「……どこが、って言われてもなぁ」 「なんか、存在そのものがそこにないと困るっていうか」 「生まれたときから一緒にいるもんな」 Q44:二人に質問です。お互いに『ここだけはどうしても許容できない、直して欲しい所』はどんな所ですか? 「連絡無精なとこ。いやほんと、夕飯いるのかいらないのかだけでも返事くれ」 「ごめん。そこは完全に僕が悪い。気を付けます」 「雪男は? なんかねぇの?」 「短絡的なとこだね。突っ込む前に一息置いて考えてほしい」 「……考えたうえで突っ込むのはあり?」 「なしだよ、バカ」 Q45:二人に質問です。いつも思ってるけど躊躇って言えない『相手へのわがまま』を教えて下さい。 「兄ちゃんは、もっと弟に甘えられたいし、頼られたいです!」 「それ、いつも言ってるじゃん。全然ためらってないじゃん」 「ためらって、遠慮してあれくらいなの。ほんとはもっと強く言いたいのを我慢してんだよ」 「ふぅん? じゃあ、僕ももっと兄さんに甘えられたいし頼られたいな」 「兄ちゃんが弟に甘えたり頼ったりするのはおかしいだろ」 「一方的にならなければ別におかしくないと思うけど。そもそも僕ら双子で同じ年だし」 Q46:二人に質問です。お互いの一番好きな体の部位を触ってみて下さい。 「…………手?」 「兄さんも僕の手、好きなの?」 「おう。このへんのタコとか、銃を使うからできたやつだろ? いっぱい頑張ってる手だから好きだぞ」 「僕も。いつも僕のこと考えてご飯作ってくれる兄さんの手が好きだよ」 Q47:二人に質問です。相手と付き合って、自分はここが変わったなと思う所は有りますか? 「……いろいろ諦めたら、なんとなく安定したような気はしてる」 「それは俺と付き合うようになってからっていうより、高一のときのいざこざが片付いたからじゃね?」 「まあそれもあるけど。そこを超えたうえで兄さんと一緒にいられてるから、今の僕があるんだと思うよ」 「俺もまあ、前よりはちゃんと雪男と向き合えてる気がしてるから、不安とか焦りとか、そういうのは減ったかな」 Q48:恋に悩む人達に、二人が上手く付き合ってる秘訣を伝授して下さい。 「適度なケンカと適度ないちゃつき」 「適度ないちゃつきってなんだよ」 「ハグしたりキスしたりセックスしたり。言葉でもいいけど、やっぱり触れ合うのは大事だと思うよ」 「あー、まあそうだな。安心するもんな」 Q49:二人それぞれにこっそり質問です。二人はこれからどのくらい続くと思いますか? 「「死ぬまで」」 Q50:最後です。声高に相手への想いを熱く叫んで下さい。 「ゆきおー! 好きだぞー! 愛してんぞー! 今日は肉食いたいぞー!」 「最近魚続きだったもんね、いいよ。買い物に行こうか」 ブラウザバックでお戻りください。 2022.04.01
質問はこちらからお借りしました。恋人たちに50の質問 |